1956-05-29 第24回国会 衆議院 本会議 第57号
○国務大臣(河野一郎君) 私は、去る四月十二日、漁業及び海難救助に関する協定を締結するためソ連邦代表との間に交渉すべき政府代表に任命されましたが、私とともに代表に任命されました松平駐カナダ大使及び欧州各地の出先外交官中から任命せられた随員とはパリにて落ち合い、四月二十七日夕刻、ソ連代表イシコフ漁業大臣及び随員の出迎えを受け、モスクワに到着いたしました。
○国務大臣(河野一郎君) 私は、去る四月十二日、漁業及び海難救助に関する協定を締結するためソ連邦代表との間に交渉すべき政府代表に任命されましたが、私とともに代表に任命されました松平駐カナダ大使及び欧州各地の出先外交官中から任命せられた随員とはパリにて落ち合い、四月二十七日夕刻、ソ連代表イシコフ漁業大臣及び随員の出迎えを受け、モスクワに到着いたしました。
本年九月五日ロンドンにおいてマリク・ソ連邦代表から日本側に手交されました生存残留者名簿の人員は一千三百六十五名でありまして、これらはその内容から見て、受刑服役岩と判断されておるのであります。 前項人員のほか、日本側において、昭和二十五年以降ソ連邦に生存の資料を入手している者は三百八十五名おります。
然るにサンフランシスコ会議におけるソ連邦代表の言動につて、今やソ連及びその衛星国と、四十八カ国の他の一団、その中には西欧陣営と現に抗争しつつあるエジプト、イランや、又国際的中立政策を標榜するインドネシアのごときいわゆるアジア、アラブ諸国をも含んでいることは御承知の通りでありますが、この四十八カ国の一団とソ連との間には、到底、同一の條件による全面講和の可能性が、将来はいざ知らず、差当つてないことは如実
例えば抑留せられておる日本人俘虜の数というものについても、問題が関係して来ますが、御承知のように一九四六年十二月十九日のソ連地区引揚に関するいわゆる米ソ協定によれば、本協定の全項目は対日理事会ソ連邦代表と連合国最高司令部の代表との間に完全な妥結を見たものであり、且つ引揚の港及び引揚者の数、その他これに関することについては、第二節の第四項に本協定締結に当り、又代表は予見されない情勢の変化により、所定の